2020.10.24.土 岡部初亀酒造様から貴重な酒樽の蓋をいただきました。
初亀醸造さんは、皆さんご存じの藤枝市岡部でつくり酒屋さんです。
FBにはこんな感じで紹介されています。
創業1636年、初代当主・橋本九郎右衛門が駿府城から程近い場所(現在の静岡市葵区中町)で酒造業をはじめました。銘柄の由来は「初日のように輝き、亀のように末長く栄える」
2か月前、橋本社長様から「十数年前まで使っていた樽の蓋があるけど
育暮家さんなら何かに生かしてもらえそう」とお電話いただきました。
なんか、うれしくなるお言葉。
早速見に行くと、倉庫の隅に数十枚積んでありました。
「大きいなあ 」最初の感想です。
蓋の素材は杉材でした。
桧などの香りの強い木は、酒に影響し向いていない。
それはとても幅の広い杉の板でしたが、
吸いつけ桟で張り合わされて反りはほとんどありません。
直径は約2.4m 2つ割りで使われていたので相じゃくりで重なり合う2枚セットの蓋です。
2人で持つ重さです。(裏側にはステンレスが張られていました)
「さて、どう使おうか」
「このままこの型を活かす、あるいはばらして板にして・・・」
その前に、ここから運び出さなければ。
そうして現在大事に保管しています。
ご希望があれば、住まいやお店作りに使っていきたいと知恵を絞っています。
伝統の手仕事に感謝しながら。
2020/10/24/土 11:16 am Category:育暮家コーチ杉のfoot-path