2017.07.06 イベント・住まい教室

第1回  小さな家の住まい教室開催(静岡-藤枝)

第1回 小さな家の住まい教室が6月25日に育暮家(静岡-藤枝)で開かれました。

 二組のご家族に参加いただき、和やかに過ごしました。

 イギリスの平均住宅床面積は大きな家を含めても85㎡。
85㎡は約25.7坪。国民の大半が築70年以上の家に住んでいるそうです。
大きな家=豊かな暮らしではなさそうだと気付き始めたところから、
小さな家がたしかに住み継がれているイギリスを参考に、
小さな家の楽しさ・暮らしの工夫・今後の家としての価値・ライフステージに合わせた
家の使い方やメリット・デメリット等を皆さんとひも解いてみました。

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 勉強会で紹介したお話の中から。
たとえば、防犯のこと。
 人が出入りできるような大きな窓・・家にいくつくらいあるでしょうか?
ちょっと手元にあった図面を参考に数えてみました。
 小さな家(25坪弱)では2ヶ所、大きな家(36坪)では4ヶ所。
もちろんまどりや好みに寄りますが、床面積は1.5倍でも窓は2倍の数が付いています。
36坪は大きいというほどではないかもしれませんが、規模が大きくなればさらに窓は増えますし、
利便性や動線から考えて勝手口のような開口部も増えるでしょう。
防犯上気を付けたいポイントがどうしても増えていきます。

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 例えばのイラストですが、リビングに居た時に☆マークのところで物音がしたとします。
小さな家であれば寝室の戸まで行って確認、もしくはそのままリビングで物音の様子をしばらく
うかがうこともできます。
大きな家の場合は、リビングを出て、廊下の明かりをつけて暗がりの先へ行く・・
女性一人では少し怖い気がしますね。
家が小さければこんな時の管理も目が届きやすく、安心につながります。
もちろん防犯対策をする必要のある部分が数量的に少なくてすむことも小さな家のメリットです。
 
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 他にもいろいろな視点から家を検証してみた勉強会になり、
参加いただいた皆様もたくさんメモを取って、充実した一時間半になりました。

 次回は7月22日(土)に小さな家の住まい教室をひらきます。
間取りや、性能の話とは違う「家とは・・・」
そんなところから考えを整理してみたい方はぜひご参加ください。

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お問合せお待ちしております。