2017.05.30
イベント・住まい教室
大井川杉の家具 家も家具も「地産地建」でOK
大井川杉を使って家を作り始めてから3年経った頃、
大井川杉を使った家具作りを始めました。
わたしたちのふるさと大井川杉が少しでも多く使われるようにしたいという思いからでした。
大井川杉の家具をつくるようになって15年ほど経ちました。
少し無骨でどっしりして、力強い印象の家具に思っていましたが、
以前のお客さんの家にいくと静かに建物に溶け込んで、
すっかり家族の一員のような顔をしてそこに居ます。
写真のような新しい時の杉の木目は
赤身と白身の色のコントラストが強いですが、
時間が経つと色が馴染んで大人びてきます。
会社にある茶器を入れている家具はこんな感じです。
この家具を作ってくれている職人さんも
大分高齢になってきましたが、まだまだ丁寧な仕事で大井川杉に向かってくれます。
地元の職人さんが、地元の材を使って、地元の方に供給する。
地産のサイクルは輸送がない分地域環境に優しいサイクルだと思います。
先日TVで駿河湾のサクラエビは大井川、安倍川、富士川が運ぶ
森の恵みがあってこそと伝えていました。
静岡は家具の有数な産地です。
静岡の家具職人さんと直接話しながら家具を見られるイベント、
KAGUメッセが6月17,18日にツインメッセであります。
育暮家も杉の椅子を展示します。
どうぞ大井川杉に触れに来てください。