2019.07.21.日 OM全国経営者会議に参加してきました

先日、毎年開催されていますOM全国経営者会議に参加してきました。
開催地は茨城県のつくば、117社の参加で行われました。

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1.OM総合保証総会

2.OMのこれから

今年のOM経営者会議はOMソーラーを支えるしくみ、そして今描くOMソーラーの未来について語る二つの大きな柱を議題にしたものでした。

OM総合保証の総会の場では、私たちが昨年、近隣のom会員工務店さんから引き継いだ工事が完成しその完了報告をさせて頂きました。

 

私は報告にあわせてOMソーラーが育んできた「OMの価値観や世界観の共有」のすばらしさを話させていただきました。

私たちは止む終えない事情から他のOM会員工務店さんから引き継いだメンテンスもあります。

 

メンテンスを引き継ぐ場合、単なる設備メンテナンスだけあればあえて私たちでなくても良いとしご説明させて頂きます。

太陽、光、風などの自然の営みを大切にし、それを最大限に生かし家をつくり、暮らす。そこに心地よい暮らしを求めるOMの住まい手さん。

メンテナンスであってもお受けする場合、その方の価値観や世界観を理解し給することが必要だと私たちは考えます。

メンテナンスを引き継がせていただく多くの家は、それぞれ工務店と住まい手さんのと価値観共有と信頼関係の下で家づくりがされています。

OMメンテナンスを引継ぎ、実際に住まい手さんにお会いしてみると、初対面であっても共有するOMの価値観がお互いの不安を和らげ、その距離を縮めてくれるのです。

言葉が通い合ううれしいさ、すると自然に笑顔が生まれます。価値観の共有は多様化した社会では働く、仕事を進める力になります。

引継ぎ工事は無事完了しました。OMのメンテナンスは長くこれから先が本番です。

7月2

OMソーラーの会員工務店はお金を出し合ってOM共済会を作り、完成補償制度も他に先駆けて取り組みました。

その総会が年1回あるのです。1年簡に起こったことなどが報告されます。

報告を通して、OM共済会は住まい手さんを守る本当にいい制度なんだなとつくづく感じました。

 

2つ目のOMのこれからに関する議題でした。

OMのこれからというテーマで、2019年は新しいOMの形であるOMX(全館空調システム)を普及していこう、インストールしていこう!とOMソーラー飯田社長より基調報告がありました。

基本のOMソーラーにプラス、ヒートポンプによる冷暖房、お湯とり、熱交換式の換気システムを加えたかなり守備範囲が広いのがOMXです。省エネで快適性×健康維持にも有効でこれからの住まいのニーズに合ったものだと力説されました。

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続いて東大の前先生の記念講演があり、家の性能は地域差もあるけれど必要なだけあれば十分なんだとお話がありました。

上の画像は消費エネルギーと創エネの年間での対比表になりますが、この表でよく分かる、冬の発電量が落ちることを問題視されていました。

夏は発電量があることと冷房エネルギーは暖房エネルギーと比べ消費量が少ないことから電気が余り、冬は必要暖房エネルギーの増加に対し、発電量が落ちる為に電気が足りなくなる状況であることがわかります。

断熱性能がある程度優れた住まいでは、OMXを採用し冷暖房を含むすべての機能を常に「おまかせ運転」使用するのが省エネであるというシュミレーションが紹介されました。

OMの技術部門よりは、実測の解析データを使った補足解説があり分かりやすいです。

それではどれほど省エネか早速、育暮家のアプリ「わが家の省エネ手帳」にシュミレーションの消費電力を入れてみました。

結果は、

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年間消費量が約25,942MJ(静岡の4人家族として)となり、見事1985家族(地域の平均エネルギー消費量の1/2以下)になりました。

とても省エネです。冬でも何とか太陽光発電の創エネでまかなえ、かなりの余剰電力が発生します。

家庭のエネルギーを太陽光発電などで作る場合、必要量を冬にあわせると夏は過剰に、夏にあわせると冬が足りないという悩みがでてきます。

その解決のためには、春から秋の余った電力の有効利用に知恵を絞ることや

更なる家の性能向上や暮らし方の工夫で消費エネルギーを最低に近づける努力が必要ですね。

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なるほど。 ?

会場で説明がありました「お任せ運転」がちょっと気になりました。お任せ運転の前提は、窓の開閉もなく締め切った状態でのことなのかな?それは、消費エネルギーMAXを求めるためのシミレーションなのでよしとしても、実際の生活では窓の締め切りでは季節も温度も感じにくいので、これは苦しいなあ。

育暮家の既存住宅での実測結果で、無断熱の家でも南側の開口部から相当なエネルギーが得られれば20度近くまで上がることが分かっています。と言っても断熱が弱ければ部屋の温度があっという間に外気温近くまで下がってしまいます。

パッシブデザインで自然室温確保しながら、そのあと不足分を設備でうまくやりくりする。もちろんOMXも選択肢だけど過剰性能・過剰設備にならないように注意が大事です。

先代が良く口する「設備は壊れるしメンテナンスも必要。そのコストも計算に入れてのイニシャルとランニングコストだよ」。設備メンテナンスのコストで苦慮するすまい手さんに、「高設備は高リスク」にもなると教えられました。長くなった一生、家のメンテナンスは何度もやってきます。そのために住まいのメンテナンス費用を人生プランにしっかり組み込むことが大事だと思いました。

結論は、前先生のいう「必要にして十分」を実践することだと思います。静岡らしい家をめざそうとするのが育暮家的暮らしのデザインですが、前先生の教えを大切にしていきます。

 

6月27日、HEAT20(2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会)では更に性能を高める為、G3とういグレード(G1<G2<G3)という外皮性能を発表したそうです。どんどん断熱性能は高まっていきます。既存ストックも新築並みの基準でリフォームされるようになって来ました。

今後、ますます住宅の性能がクローズUPされていきます。育暮家は自社の性能の数値と考え方をチェック、整理し前進していきます。

日本らしい暮らしの中に、心地よさと豊かさを育んでくれる「育暮家の性能基準」をまとめます。

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今回のOM全国経営者会議な気づきと学びと感謝がいっぱいでした。

私の役目はOB住まい手さんの家のメンテナンスをしっかり行い、30年後に次の世代にバトンタッチしていくことです

これからも目の前の課題に向き合いながら、人生100年時代にふさわしい長期メンテナンスのしくみづくりを目指し、これからも頑張っていきます。

よろしくお願いいたします。

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むぱすガーデンも梅雨明け間近。

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■見学会があります。

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Posted by sample5 2019/07/21/日 06:00 pm Category:新社長の It's fineday