2017.09.09.土 育暮家の通風トレーニング・・パッシブデザインのページにUPしました!

お急ぎの方は先に ★こちらからどうぞ「育暮家の通風トレーニング」へ

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一昨年にウインドキャッチャーの検証をしてみようと模擬住まいをつくって

みんなでワイワイやってみました。

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その様子を育暮家のHPにUPしました。

まあ、小さな工務店の興味本心からからと言えばそれまでですが

でも、一つになってなにかにチャレンジしてみるのはいいなあと思いました。

それはそうと近年、断熱基準の高度化に伴って、高気密高断熱の家が増えています。

建築物、特に住宅の省エネ化を進めるためや暖かな家を作ることになりとてもいい事です。

そうは言っても、高気密高断熱化はまだまだこれからなのです。

いいことなのですが、気になることもあります。

それは、すまい手さんや工務店が高気密高断熱の家での住み方や考え方が

果たして追いついているかという心配です。

実は多くのつくり手も施策に押されるまま対応しているのが現状で、メリット、デメリットの整理理解もこれからです。

例えば高気密高断熱の家の性能は冬向きとも言え、夏の暮らし方や家のつくりに誤解があると思いがけなく暑い家になる危険があります。

つまりオーバーヒートの恐れがある家になってしまうのです。

家の中が熱くなれば温度を下げなければなりません。

暑くなってしまった家の温度を下げるのにはエアコンにお世話になるか

ちゃんとした通風(換気)による方法との2つです。

「エアコンにつければいいじゃん」

確かに高性能の家ではエアコンで1年中一定の室温で暮らすことが可能になりました。

しかもそれは以前と異なり省エネ家電と高性能の家との相乗効果でかつてない少ないエネルギーで暮らせます。

でも、それでは四季もあいまいになり汗もかかず、どうでしょうか?

ここは意見が分かれます。

私たちは後者を選びます。

今、工務店間で人気がある東大の前先生が「温度のリズム」と、とてもいい表現で人と温度の関係を話していました。

1日の中でも朝、昼、晩、夜と気温の変化があり、その変化(リズム)を感じながら暮らす大切さを説いていました。

素直に共感出来ます。

ではどうしたらエアコン以外でオーバーヒートを防げるかですが

それには日射侵入と通風のコントロールです。

 

まずはエネルギーを使うエアコンは最後の手段としてとっておき、先に日差しを防ぎ、風など自然の力を利用することを考えます。

その為には窓の計画が大事になってきます。

風を取りこむ、風を起こす、風の流れをリードする。

ところがこの風の流れもかなりあいまいで、つまり計算通りにはいかないもので、当てにするのはどうかとの考えもあります。

確かにそれは否定できません。が、ちょっとさみしい気がします。

とはいえ、高気密高断熱の家づくりは進んでいくので心配ごとについては、前向きに取り組んでいきたいと思います。

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中でも通風には気配りしたいと思います。

育暮家は日本人が暮らしの中で大切にしてきた風通しについて、考え、工夫することを忘れないようにしなければなりません。

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そんなこんなで面白半分も手伝って、外を流れる風をどのように取り込めばいいのかと

小さな検証をやってみたのでした。

結果は公に出来るものではありませんが、通風を考える住まいづくりの自信にはなりました。

長くなってしまいましたが、一度、小さな工務店のチャレンジ「育暮家の通風トレーニング」をご覧いただけたら幸いです。

また、ご感想もお寄せ下さい。

★こちらからどうぞ「育暮家の通風トレーニング」へ

企画、計測、場所提供に多大なご協力をいただいた、

マイルストーン設計事務所松原さん、サッシを提供して下さったYKK様、快く場所を貸していただいた㈱竜洋様

大変お世話になりました。ありがとうございました。

Posted by sample5 2017/09/09/土 06:41 pm Category:スタッフダイアリー