2018.09.06.木 猛暑と住まい VOL④ ナツバテ

熱さ(暑さから熱さに変わった)と台風が繰り返します。とNEWSが伝えています。

確かに急に涼しくなったあと、その涼しさ待ったをかけるように台風がやってきます。

台風の襲来で気圧も上下します。

この繰り返しに衣類や寝具そしてエアコン、扇風機の調節も間に合わず

突然、下痢や発熱と体調を崩した方も多いのではないでしょうか。

 

温度と湿気と気圧の変化の大きいときは体調管理に注意を払わなくてはなりません。

体調管理と言えば「睡眠」も大事な要素です。

偉そうに言っても、とても人には言えない自身の睡眠管理で、寝起きもよくない。

良質な睡眠かどうかを時間だけでは判断できないこともよく知られていますし、

ナポレオンの睡眠時間の短さに自分の睡眠不足を重ねて安心しても意味ないですしね。

最近さらに睡眠への関心と情報が増えています。

 

睡眠課題は夏に多いとのデータがあります。

「健康に暮らすための住まいと暮らしのエビデンス集」の中に大阪府が調査したものが紹介されていました。

グラフをアレンジしてみました。

夏ストレス

グラフから睡眠問題は5月ごろから増えていき、6月と9月に睡眠問題と疲労を感じる人が増えるということでしょうか。

暑さが始まる6月と彼岸まで続く残暑の9月が身体にはきつくなる時期ととれます。

体調を崩すのは、熱さの真っ最中の7月、8月より、涼しくなりはじめたころの9月が多く、ナツバテ9月ということですね。

睡眠の不調も9月に多くなるようですが、夏の睡眠不足や疲労が睡眠にも影響するでしょうか。

今はその気になる9月、夏が猛暑だっただけに例年より体調管理に気配りしましょう。

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とにかく睡眠には部屋の温度と湿度が影響するみたいです。

実は今年の春、わが家では寝室移動があったのです。

今までは北側の無断熱の和室が寝室でした。

ここは冬はとても寒かったのですが、寝苦しいと感じたことは少なかったと思います。

窓をちょっと開けて、天井付近につけたあった換気扇を回して寝れば寒いくらい。

ちなみに寝室の東側は水田で、カエルの声はうるさかったけど水田のおかげで外気温を下げる恩恵を受けていました。

暑さ調整は窓の開閉量でやっていました。そこでは気持ちよく寝ていました。

 

夏はよくても冬の寒さは健康にもよくないので

今春、寒い寝室から南側の部屋へと暖かさを求めて移りました。

広さは8帖間。窓の断熱補強と収納改善リフォームを施しました。

南側の寝室の温熱環境は、これまでの無断熱の寝室と比較すれば4割ぐらいよいと思います。

これで冬は間違いなく温かく寝れます。

さて、夏は?。

そう思っていると、この夏の猛暑が暑い夏の睡眠体験をセットしてくれました。

 

実は今までと違って温熱的に閉じることができる部屋になったので、

エアコンを設置し室温コントロールへの備えをしてみました。

結果的には現状ではエアコンがあってよかったということになりました。

 

暑さが始まった6月、今まで通り窓を開けて寝ようとしましたが、

窓の形状、位置も窓を開けて寝るには不用心。

今度の寝室は水田からも離れ、その恩恵も届きません。

もちろん、日中在宅時は窓を開けておきますが、嫁さんとも仕事にでかけるので

窓を閉めておくことが多くなります。

そこで気配りが必要な日射遮蔽。暑い外気温を室内に入れない工夫が必要です。

太陽の直射日光が入ったら最悪。

軒や庇、樹木やすだれなどで日陰づくりで対応しているのですが、

生活熱は内から発生するし、断熱がよくなった分冷めにくい。 するとそこそこ暑い。

年もとったし、あの大阪のデータも気になる。

「エアコンをつけて寝るの?どう」

初めての経験に戸惑う夫婦。

「どのくらいの時間?どうタイマー設定する?温度は?どの機能(お任せなんて機能もあるし)」

「扇風機も併用して効率よくしよう」

というわけで体感的に暑くて寝苦しいという夜にはエアコンを使ってみることになりました。

湿度も下がってタオルケット1枚おなかの上にかけて気持ちよく寝れました。

でも、小さな部屋なので温度調節も微妙で時には寒くなって

嫁さんは布団をかけることも。

「何よ、それ」「お任せ、何がお任せよ」

夫婦の体感温度の違いも見えて、快適に眠るための環境づくり体験と検証が始まったのでした。

 

わが家の一番涼しい場所はDKです。4つの高窓(台風以外は春から秋は開けっぱなしです。)と

シーリングファンが涼しさをつくっています。

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ここにはエアコンがありません。

夜間寝室の窓を解放できること、そしてDKの高窓と寝室の窓を如何につなげるのかも

この夏を経験からでた課題です。

 

住まいと健康と暮らしの質、ここからの住まいづくりのキーワードです。

暮らしの質?。寝室に限れば質のいい快適な睡眠がとれることだと思います。

私たち夫婦はできれば機械に頼らないで気持ちよく眠れる寝室が目標です。

 

建物の性能を上げできるだけ自然とのやり取りで気持ちのいい空間づくりを行う。それでも

解決できなければ省エネで効率のいい設備を選びうまく使う。もちろん衣類や暮らし方の工夫もする。

現在、温度ロガーをつけて、リフォームした寝室の温熱環境データをとっています。

どんな温度環境で寝ていたかがわかります。同時に睡眠計も使って睡眠の質も確認しておけばよかったとの反省も。

また整理して参考にしていただける資料ができたらいいなあと思います。

 

隣の水田はもうすぐ実りの秋、黄金色に変わります。

気持ちのいい、疲れがとれ癒される寝室づくりを目指していきます。

大阪府の調査グラフを書き換えるような快適な夏の住まいを実現しましょう。

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昼寝

 

Posted by sample5 2018/09/06/木 02:26 pm Category:育暮家コーチ杉のfoot-path