2018.08.03.金 ドイツに行ってきました

今回は雑記っぽくなりそうです。まずはドイツの話から。

一般の方は「へえそうなの?」と思うかもしれませんが、「建築関係者がドイツに行く」というのが流行っています。ドイツは環境先進国ということで、20年ほど前にはドイツのエコ塗料が日本に入ってきてかなりメジャーになり、10年くらい前からは「ドイツの高断熱住宅やエコタウンを見にいこう」というツアーがかなり頻繁に開催されるようになってきました。ドイツの建築や仕組みを日本に広げようとするリーダーや団体もたくさん登場するようになり、「省エネに関心がある工務店・設計事務所の人や、省エネ住宅を進めるリーダーでドイツに行ったことがない人」というのはほとんどいないといった状況になっています。

一応私も「省エネを進めるリーダーの一人」ですが(いつのまにかそうなってしまいました)、とくにドイツに行きたいと気持ちは起きなかったので、「業界的にはちょっと特異な存在」になっていました。

私がドイツに行きたいと思わなかった最大の理由は、ドイツと日本では気候が違うことです。気候が違うから、適切な家づくりの方法も違います。だからドイツ帰りの人から「断熱がすごい。自分もドイツのような家づくりがしたい」と聞いても、「そもそもの発想が間違ってるんじゃないの」と思っていました。もちろん気候が違っていても学ぶことはありますが、「気候が違う」ということをしっかり念頭に入れて参考にしないと間違えてしまいます。

そのうち私は「意地でもドイツには行かないぞ。そんな人間が一人くらいいてもいいだろう」と思うようになっていきました。そんな私だったのですが、去年どうしてもドイツに行かないといけなくなってしまったのです。

結果、やはりドイツの建物についてはとくに参考になるところはありませんでした。これもわかっていたのですが、ドイツの住宅はほとんどが集合住宅です。そういう意味でも一戸建てが多い日本に参考なるところは限られています。

でも、ドイツの「仕組み」には本当に感心させられました。本気で「新しいエネルギーの仕組みをつくること」に取り組んでいて、何より都市計画がすごいし、既存住宅の省エネ化に向かう仕組みもすごい。それこそ様々に状況は違いますが、現時点で「新しいエネルギーの仕組みづくり」に対して、日本はドイツに10年以上遅れを取っていると感じました。「これはかなりマズイ」と本気で危機感を覚えました。

なので、大学で都市計画を学んでいる学生や、都道府県の知事や都市計画に携わっている人こそがドイツに行くべきです。一戸建て住宅に携わる人は行かなくていいから、そういう人をどんどんドイツに送り込むべきです。

ちなみに「ドイツに行く他の目的」がどうしても欲しかったので、ブンデスリーガ(ドイツのサッカーリーグ)の試合を取ってもらおうとしたのですがそれが叶わず、結局ドイツ入りの前にスペインに飛んで、リーガエスパニョーラの試合を2つ観てきました。生メッシ、生イニエスタ、そして今回のワールドカップの優勝にも貢献したグリーズマンも観てきました。あまりにスペインが楽しかったのか、ドイツに入ったとたんに風邪を引いてしまい、2日ほどホテルで寝込んでしまったという顛末です。

 

「育暮家ハイホームスをつなぐ会」に参加しました

 

ご存知の方も多いかもしれませんが、杉村さんから寺坂さんに社長が引き継がれるということで、そのお披露目パーティーが開催され、そこに私も出席しました。

OBさん(育暮家ハイホームスで家を建てた人)、職人さん、様々な立場で育暮家ハイホームスに関わりのある人(私もその一人です)などが集合し、ものすごい出席者数のパーティーでした。

育暮家ハイホームスらしく、丁寧に練られたプログラムで、あっという間に時間が過ぎました。そして感動的でした。

オベンチャラを書くつもりはまったくありませんが、全国の様々な工務店を見てきて(立場上ものすごい数の工務店を知っています)、年を経るほどに、ジワジワと「育暮家ハイホームスのすごさ、杉村さんのすごさ」を実感するようになっていました。私とずっと一緒に仕事をしている相棒と飲むたびに「地域工務店として育暮家ハイホームスは図抜けているかもね」という話をすることが多くなっていました。

そして今回のパーティーに参加して、そのことをさらに深く実感しました。家づくりはかなり厄介な仕事なのでOBさんも職人さんもスタッフも「不満ゼロ」はあり得ないでしょうが、育暮家ハイホームスに関わるということはラッキーでシアワセだと思います。この素晴らしい工務店を藤枝にしっかり残し、さらに進化してもらうよう、みんなで寺坂さんを盛り上げ、サポートしましょう! もちろん私も微力ながらそうします。

 

 

 

 

 

 

Posted by sample5 2018/08/03/金 08:27 am Category:野池コラム