窓の設計の奥深さ

パッシブデザインにおいて、その設計の「肝」になるのが窓です。窓は建物の中で外に開いた場所であり、外とつながる場所になるからです。自然の恵みをどこまで活かせるかどうかは、窓の設計にかかっていると言っても過言ではありません。
また、窓は視線が出入りするところでもあります。家の中にいるときに窓から見える景色を考え、逆に外からの視線のことにも配慮しておく必要があります。さらには、窓が構造上の弱点になる可能性もあります。そこには耐力壁が入れられないからです。このように様々なことに配慮しながら、育暮家はいほーむすでは徹底的に「最適の窓」を考え抜いた設計を行っています。

四季を通じて

  • ・できる限り多くの場所で日照が得られるようにしておく。
  • ・日照調整ができるようにしておく。
  • ・どの場所にも風が抜けるようにしておく。
  • ・外の景色を活かしながら、外からの視線を意識した配置にしておく。

 

冬のために

  • ・パッシブソーラー暖房のために、とくに南面に大きな窓を設ける。
  • ・同じく、できる限り日射を妨げないガラスを使う。
  • ・外に熱ができるだけ逃げないような工夫(断熱)をする。

 

夏のために

  • ・すべての窓について日射遮蔽ができるようにする。
  • ・とくに西面の窓を大きく設けない。

窓の性能を高める

  • ・家から熱が逃げていく場所は窓からが一番大きいのです。
  • ・窓の断熱性能を高め、通風計画で風の通りを確保することです。
  • ・高気密高断熱の家にとって窓は大事な要素です。
日射遮蔽の技術が備えられた南面の広い窓

日射遮蔽の技術が備えられた南面の広い窓。四季を通じて明るく、冬暖かく、夏涼しい育暮家はいほーむすの住まいのベースになる設計ルールです。

通風トレーニング

育暮家むぱすでの実践

育暮家むぱす築30年の住宅と印刷工場をリフォームした育暮家むぱすでは窓の性能や役割を分かりやすく体験いただけるよう様々な形の窓を取り付けました。是非、ご覧ください。

パッシブデザインを もっとわかりやすく解説する本

パッシブデザインについて私達の家づくりを例にとって分かりやすく解説しました。家づくりを始める前に是非目を通してほしい本です。
パッシブデザイン普及で全国を飛び回る野池政弘さんと一緒につくりました。

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