ウッドマイレージという発想

木材には次のような環境メリットがあります。

木材の環境メリット

この中でもとくに「CO2を吸収する」「製造エネルギーが小さい」というメリットは、地球温暖化対策として注目されるものです。木を植えてCO2を吸収してもらいながら、エネルギーをあまり使わずに木材にしてそれを活用する。こうした「木の生かし方」を今後ますます進めていくべきです。
しかし、ここで気をつけなければならない点があります。それは「木材の輸送過程」のことです。輸送過程では当然エネルギーが使われるため、たくさんの距離を運べばたくさんのエネルギーが必要になり、それはCO2排出量を増やすことにもつながります。せっかく「CO2を吸収する」「製造エネルギーが小さい」というメリットがある木材なのに、輸送過程でたくさんのエネルギーが使われてしまうと、そのメリットを失うことにもなりかねません。

外在の輸送消費エネルギー・ハイホームスの家の木材輸送過程CO2排出量

そうした問題点に注目し、木材の輸送過程に注目した考え方が「ウッドマイレージ」です。またその輸送過程で発生するCO2を計算した「ウッドマイレージCO2」という指標もあります。育暮家はいほーむすではこの「ウッドマイレージCO2」に注目し、自分たちの建てる家で使われる木材について、その輸送距離で発生するCO2を計算してみました。すると、最近多くみかける「欧州材だけで建てた家」に比べて相当にCO2発生量が少なくなり、さらには「日本の平均的な輸入材と国産材の使用割合になっている家」と比べても、CO2発生量は半分以下になることがわかりました。私たちの「地域材を使った家づくり」は、こうした側面で見ても優れたものであるとの自信を深めています。

地元の木材

地元の木を使うことは、地球温暖化防止にも寄与するのです。